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痛風の合併症:糖尿病

糖尿病は、痛風の人に合併しやすい病気です。糖尿病は一度発症すると治らない病気なので、一生つきあっていかなければなりません。

糖尿病は、過食や肥満、運動不足、内分泌系の疾患などにより、血液中のブドウ糖を細胞内にとり込んでエネルギーとして利用するときに働くインスリンというホルモンが不足して、血液中のブドウ糖が過剰になる病気です(2型糖尿病)。

また、インスリンを分泌する膵臓のランゲルハウス島のβ細胞が壊れてしまい、インスリンが欠乏して血糖値が上がるために糖尿病になるタイプもあります(1型糖尿病)。

糖尿病になると、細い血管に障害が起こるので、目の網膜や腎臓の糸球体などの血管がおかされて、網膜症、腎症などの合併症を発症させます。


インスリン

インスリンは、血液中のブドウ糖(血糖)の量を調整するホルモンで、膵臓の中に分布しているランゲルハンス島といわれる組織から血液中に分泌されます。

インスリンは、血液中のブドウ糖が体の組織にとり込まれるのを促進します。そしてブドウ糖が多すぎる場合には、肝臓でグリコーゲンにかえて貯蔵させてブドウ糖を下げるように働きます。

また、肝臓内に蓄積されているグリコーゲンがブドウ糖に分解されることを防ぎます。したがって、膵臓に障害が起こってインスリンの分泌が減少すると、血液中のブドウ糖がふえて血糖値が高くなり、やがて糖尿病になります。




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痛風の合併症:高脂血症

空腹時の採血で、次の3つの検査値の一つでも該当していれば、脂質異常症(高脂血症)と診断されます。

①LDLコレステロール値が140mg/㎗以上
②HDLコレステロール値が40mg/㎗未満
③中性脂肪値が150mg/㎗以上

高尿酸血症と脂質異常症(高脂血症)は、インスリン抵抗性が共通の原因になっていると考えられています。実際、痛風患者の40~70%が脂質異常症(高脂血症)を合併しています。

コレステロールと中性脂肪コレステロールは、細胞膜の材料やホルモンの原料になるなど、わたしたちの生命活動になくてはならない物質です。

食べすぎや運動不足などで過剰になると、動脈硬化や高血圧症、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などの生活習慣病の原因になります。

コレステロールは、HDL、LDL、VLDL、カイロミクロンなどに分類されますが、なかでも動脈硬化と密接な関係にあるのがHDLとLDLです。

��DLは、血液中の余分なコレステロールを回収して肝臓に運ぶ働きをしていることから善玉コレステロールと呼ばれ、LDLは、動脈硬化の原因になることから悪玉コレステロールと呼ばれています。

人間の体は、食べ物から摂取した糖質や脂質をエネルギーとして使い、余ったものを中性脂肪として脂肪細胞や肝臓に蓄えておく仕組みになっています。

エネルギーが不足すると、この中性脂肪が脂肪酸とグリセロールに分解されてエネルギーとして使われます。また、中性脂肪がふえると、HDL(善玉コレステロール)が減ります。



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痛風の最新治療:尿酸値を低下させる

痛風の治療では、発作の激痛を抑える処置をするとともに、尿酸値を低下させる薬が使われます。痛風をほうっておくと腎障害や糖尿病などの合併症を招くので、治療をつづけることが必要です。

尿酸を排泄する薬高尿酸血症の治療に使用される薬には、大きく分けて2種類あります。一つは体内で合成される尿酸の排泄を促進する尿酸排泄促進薬で、もう一つは体内で合成される尿酸の働きを抑制する尿酸合成阻害薬です。


尿酸排泄促進薬
日本で使用できる高尿酸血症治療薬は、尿酸排泄促進薬のベンズプロマロンと尿酸合成阻害薬のアロプリノールの2種類です。ベンズプロマロンは、尿酸排泄作用が強く、アスピリンとの相互作用が少ない薬です。一部の特異体質の人以外は、副作用はほとんどありませんが、念のため、肝障害のチェックを受けましょう。尿酸排泄促進薬は、尿酸の排泄が悪いために血液中の尿酸が増え、上昇した尿酸値を下げる必要のある患者に用いられます。しかし、尿中へ排泄される尿酸の量が増えるために尿酸の結晶が腎臓に沈着して、腎臓が機能障害を起こすことがあります。


尿酸の生成を抑える薬尿酸合成阻害薬
尿酸が生成されることを抑え、尿酸値を下げる薬を尿酸合成阻害薬といいます。各医薬品メーカーがさまざまな商品名をつけて販売していますが、どれもアロプリノールという薬です。

アロプリノールは、現在唯一の尿酸合成阻害薬といってよく、日本では1970年から使用されています。例外を除き、1日2回、200~400mgを12時間間隔で服用します。

副作用は、軽い肝機能障害や湿疹などが起こることがありますが、心配ありません。ごく稀に、再生不良性貧血や劇症肝炎が起こることがあります。特に、腎臓に障害のある患者に副作用が起きやすいので、注意が必要です。

一般的にアロプリノールは副作用が少なく、長期にわたって飲みつづけても心配のない薬です。この薬によって尿酸値のコントロールができれば、痛風結節を改善することも可能です。

薬の効果がないとき高尿酸血症の人が、薬物治療を始めた初期の段階で痛風発作を起こすことがあります。

痛風発作は血清尿酸値が急上昇したときに起こるのがふつうです。しかし、上昇していた尿酸値が急激に下降したときにも、発作を起こすことがあるのです。これを、尿酸値の下降型発作といいます。薬物治療を始めて3~6カ月ほどたつと血清尿酸値が安定するので、痛風発作は起きなくなります。

尿酸値を増加させる薬に注意する尿酸値を上昇させる原因となるものに、ほかの生活習慣病を冶療するために服用している薬があります。

その代表的なものが高血圧症を治療する降圧利尿薬です。高尿酸血症の人がこの薬を服用すると尿酸値が上がるので、病状が悪化することがあります。尿酸値を上昇させる治療薬のおもなものには、次のものがあります。

●サイアザイド系利尿薬=ダイクロトライド
●ループ利尿薬=フロセミド
●抗結核薬=ピラジナミド、エタンブトール
●消炎鎮痛薬=少量のサリチル酸(アスピリン)
●パーキンソン病治療薬=レポドパ





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痛風の原因である尿酸とは

尿酸とは痛風の原因物質です。

尿酸は体内にある核酸やプリン体の最終産物です。

人間は、体外から物質を取り入れてその物質から必要なものを吸収し、いらないものを分解して排泄します。

この過程に起きる化学反応を代謝といいますが、代謝によって分解された物質を代謝物質といいますが、からだの中でこれ以上分解も合成も出来なくなった物質を最終代謝産物をいいます。

尿酸は核酸やプリン体の分解や合成により出来た最終代謝産物です。

尿酸は体外に排泄されるのですが、プリン体の過剰摂取や、尿酸を排泄する腎機能の低下などにより尿酸が血中に残り、これが結晶化したものが関節などに沈着してしまい、溜まっていき、これが原因となって痛風を発症するおそれがあります。

痛風が起こるプロセス


体外からプリン体を摂取(レバーなどに多く含まれる)
  ↓
代謝により体内でプリン体が分解、合成されて、尿酸が産生される
  ↓
一定量までの尿酸は、尿として体外に排泄されるが

過剰摂取や腎機能の低下で、血中にのこった尿酸が結晶化し関節などに沈着する
  ↓
血中の尿酸濃度が高くなり高尿酸血症になる
  ↓
関節などに溜まった尿酸ナトリウムが原因で痛風を発症




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尿酸値を上昇させる要因

尿酸値を上昇させる要因

1)遺伝的な要因
病気は遺伝的素因に環境からの影響が加わって発病します。痛風の場合にも遺伝的体質が関連します。約20%ぐらいの痛風の患者さんには父親や叔父さん、従兄弟に痛風もちがいます。


2)食生活の問題

食事内容によっては尿酸値は上がりますが、厳密なプリン体制限は実際には困難で、長続きしません。最近では「これは食べてはいけない」という食品の制限はあまり指導しなくなりました。 それよりも食べる総量を制限することが大切です。痛風の患者さんの60%には、肥満があり、肥満度が大きいほど尿酸値は高くなります。また肥満は痛風の人に多い合併症の大敵です。食事を減らし、よく歩き、標準体重を守ることが大切です。 痛風友の会の調査によると、食べる速度が速い、一回の食事量が多いと自覚している人の割合は、一般のサラリーマン500名では各々39.8%と30.4%でしたが、痛風の患者さん529名の場合は各々55.6%と51.0%とずっと多いことがわかりました。よく噛んで味わって食べるように注意しましょう。


3)飲酒の問題

アルコール飲料を飲むと尿酸値は一時的に上がります。アルコールが体内で分解される時に尿酸が作られること、その際にできる乳酸が体内に尿酸を蓄積すること、一部のアルコール飲料には尿酸の元になるプリン体が多く含まれていることなどがその主な原因です。アルコールが代謝されるときに尿酸値が上がるので、どんな種類のお酒でも尿酸値や痛風にはよくないわけですが、尿酸の素になるプリン体を含む量は種類によってかなり違います。プリン体は、ビールに最も多く含まれ、ウイスキー、ブランデー、焼酎などの蒸留酒はあまり含まれていません。


4)ストレスや、行動パターン

ストレスは尿酸値を上昇させるようです。運動もやり方次第では尿酸値を上げ、特に激しい運動は尿酸値を一時的に上昇させます。発汗や下痢で脱水状態になったときも血清尿酸値は上昇します。


5)他の病気の影響

腎機能が低下したり、血液の病気があったりすると尿酸値が上がることがあります。悪性腫瘍が原因で高尿酸血症になることもありますので注意が必要です。


6)薬剤の影響

薬剤の中には、尿酸値を上昇させるものがあります。 •サイアザイド系降圧利尿薬(フルイトランなど)
•ループ利尿薬(ラシックスなど)
•喘息の治療薬のテオフィリン(テオドールなど)
•結核治療薬のピラジナマイド(ピラジナミドなど)
•少量のアスピリン(小児用バファリンなど)



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尿酸値を下げる対策:食事について

魚介類や肉類、ビール、レバー等の内臓系、イワシ 、アジ 、エビ 、煮干し、かつお節、アルコールの過剰摂取も尿酸の増加を促します。

特にビールは焼酎等の何百倍ものプリン体が含まれており、清酒、ワインもプリン体が多いです。1日量、清酒なら1合、ビール中びんは 1本、ウイスキーは1杯程と限度した方がよいでしょう。

酒の肴が必要であれば、チーズ、白身魚、野菜類、海藻類などがよいでしょう

納豆には、高尿酸値予防に有効な栄養素葉酸やカリウムを多く含んでいます。

さらに野菜・海藻類を充分に摂取することも重要です。

肥満の方に多く尿酸値の高い傾向がみられますが、急いで食べるのは満腹中枢に至る前に結果食べすぎが生じます。

高尿酸血症における食事療法はかなり難しい印象かもしれませんが、プリン体を多く含む食品について、全面的に制限するという考え方ではなく、同じ食品でもプリン体を含む他にも健康の為に必要な栄養素が含まれていますので、食材を気にするよりも、食事全体のバランスに留意し、アルコールは控えめに、標準体重を維持していくことを考えていくと良いようです。



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尿酸値を下げる対策:排泄を促す

尿酸を排出する為、1日2リットルの排尿を水分補給で促しましょう。

悪いものはどんどん出すのです。人より多く水分を摂って下さい。

高尿酸血症患者には、医師は口をそろえてこう言います。

特別水分摂取に制限のある方以外は絶対心がけるべき必須事項です。


ビールで排尿を促進すればいいなんて考えないで下さい。ビールはプリン体の宝庫です。


ビールを飲んでからの排尿は、飲んだ以上に水分が排泄されます。



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内臓脂肪は皮下脂肪より減りやすい

メタボリックシンドロームは、内臓脂肪症候群とも言われています。

男性は皮下脂肪がつきにくく、内臓脂肪はつきやすい、とされています。

標準体重よりも重い人は、まず1年間で5%の減量が目標とされています。例えば体重が70kgの人は、1年間で3.5kg減量です。

��年間で5%というのは、少なく感じるかもしれません。しかし、皮下脂肪より内臓脂肪の方が減りやすいので、たった5%の減量でも内臓脂肪の方が先に減って、しかも中性脂肪の数値も改善されるようです。皮下脂肪が減るのは、その後になるようです。

内臓脂肪が減るだけでも、ウエスト周りはスッキリします。

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脂肪とは:中性脂肪

中性脂肪は、ぜい肉と呼ばれているもので、お腹などについている柔らかいぜい肉のことです。

基本的に中性脂肪は食事などによって摂取され、体内に貯蓄されるものになります。貯蓄後は体内の重要なエネルギー源となるのですが、すぐに使われることはなく万が一に備えて体内に蓄えられることになるのです。

人間が身体を動かす際には、血中の糖分をエネルギー源として使用することになります。しかし糖分が足りずにエネルギー不足の状態になると、代わりに中性脂肪を使うことになります。また寒い冬場には、体温を一定に保つために断熱材として働くことがあったり、ぶつけたりした時にクッションのような役割を果たすこともあります。

しかし中性脂肪を溜め込むことによって、血液がドロドロになったり肥満になったりしてしまいます。中性脂肪は、適度な蓄積でしたら身体のエネルギーとして使われるため問題ないのですが、使われないまま増え続けるとその過剰分が皮下脂肪や血液に蓄積されることになるのです。

この状態が長期的に続いてしまうと、心筋梗塞や肝硬変などの心疾患や、動脈硬化、脳梗塞のような病気に進展することもあり得ます。コレステロールの摂りすぎも同じように疾患を引き起こすのですが、中性脂肪値が高いのはコレステロールよりも危険だと言われています。

エネルギーを消費すれば段々と減っていく脂肪になりますので、特に有酸素運動などの運動を繰り返していくことによって中性脂肪は徐々に減っていきます。


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女性が太りやすいワケ

女性の身体は、男性に比べると脂肪が付きやすくなっています。脂肪の質などは変わらないのですが、女性の場合は子供を産み育てるという必要があるため、より多くの脂肪を蓄えなければならないのです。

子供を産む際の飢餓に備えるために、女性の身体は全体が丸みを帯びています。これは身体が皮下脂肪を蓄えてるのであり、子を身ごもった際には胎児を保護したりするために必要になってきます。

女性ホルモンは体内で様々な働きをするのですが、その働きの一つとして脂肪を作るというものがあります。男性と比べると女性の体脂肪率は10%ほど多いのですが、これは女性ホルモンの働きだと言われています。

特に小学校高学年頃の思春期になると、女性は内分泌腺の活動が盛んになります。女性ホルモンの分泌が多くなるため、体重が急激に増えて皮下脂肪が付きやすくなります。この時期を迎えて体つきが女性らしくなり、初潮を迎えることになります。

この時期はダイエットに関心を持つ時期でもあるため、太ったと勘違いして無理に痩せようとしてしまいます。拒食症になったり、逆に過食症になってしまうこともありますので注意しなければなりません。

妊娠中も無意識に食べる量が増えていきます。しかし妊婦さんは基本的に運動量が少ないため、妊娠中は太りやすいのです。

出産を終えたとしても授乳期にさらに太ることもあります。


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糖尿病とメタボリックシンドローム

内臓脂肪が増加した状態では血糖を下げるホルモンであるインスリンの働きを悪くするホルモンが分泌されます。また同時にインスリンの働きを良くするホルモンの分泌も悪くしてしまいます。

この状態ではすい臓はがんばってより多くのインスリンを産生するようになり、体内の血糖値を正常に保とうとします。

この状態が長期間続いた場合、すい臓の働きが次第に悪くなり、すい臓のインスリン産生能力が下がってきます。この状態になると食後に産生されるはずのインスリンが産生されなくなることから、体内の血糖値が大幅に上昇し、様々な合併症を引き起こすことになります。

糖尿病と合併症
糖尿病には多くの合併症が存在することが明らかになっています。いかに一例を挙げます。

・心筋梗塞
・脳梗塞
・閉塞性動脈硬化
・腎症
・網膜症

糖尿病の治療法糖尿病の基本的な治療法は食事療法および運動療法です。車輪の両輪にたとえられるように、糖尿病の治療法は食事と運動の両方をこなしていく必要があります。


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痛風の合併症:腎障害

痛風の合併症で、直接の関連性があると考えられているのが腎障害です。

痛風が原因で起こる腎障害を痛風腎といい、以前は、痛風腎による腎不全と尿毒症が、痛風の合併症による死亡原因のトップを占めていました。

痛風による腎障害を早期に発見するには、尿や血液のチェックが必要です。

腎臓の役割について腎臓は、握りこぶし程度の大きさで、腰の高さの位置に左右1つずつあります。腎臓は血液中の老廃物や水分を糸球体でろ過して尿を作ります。原尿はそのまま体外に排泄されるのではなく、尿細管で原尿中の尿酸やタンパク質、水分などの必要な成分が再吸収されてから膀胱に送られます。腎臓は老廃物を体外に排泄させ、体内の水分の量を調節する重要な役割を果たしており、水をたくさん飲んだときには尿の量を増やして体内の余分な水分を排泄させるので、尿は薄くなります。逆に、水の摂取が少ないときには、体内の水分を確保するために尿の量を減らすので、尿は濃くなります。血液中の尿酸が過剰になると、腎臓の組織に沈着するので、腎臓の細動脈が硬化し、血液をろ過して老廃物を尿に捨てる働きが低下します。そのために一度に排泄できる老廃物の量が少なくなるので、薄い尿をたくさん作って排泄しなければならず、体内の水分をどんどん尿にします。そのため、体内の水分が足りなくなるので、のどが渇くようになります。

動脈硬化を併発するとさらに腎障害が進むさらに腎臓の機能が低下すると、老廃物を排泄できなくなって腎不全を起こし、尿毒症という危険な状態になります。

現在では、血液中の老廃物を人工的に排出させる血液透析や、腹膜透析(CAPD)といって、腹膜の中に透析液を注入して老廃物をろ過し、排泄する方法が普及したために、尿毒症で命を落とすことは少なくなりました。

また、痛風のほかに糖尿病、高血圧症などを併発していると、さらに腎障害が進行します。以前は、腎障害に対しては有効な治療ができないことが多かったですが、最近はすぐれた降庄薬ができたために血圧管理がよくなり、腎臓を守る薬も出てきています。これとは逆に、腎臓に機能障害が起こると、高血圧症や動脈硬化、脳や心臓に血管障害があらわれることがあります。

痛風をはじめとした生活習慣病は、お互いに影響し合って症状を悪化させるので、痛風になったときは、腎障害や糖尿病、高血圧症などの合併症を防ぐ治療が重要になります。




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