痛風の食事療法

痛風患者の10~15%に腎障害がみられるとも言われており、プリン体が多く含まれるや利尿作用のあるカフェインやアルコールの過剰摂取を避けることで、腎障害などの合併症の予防にもつながります。

プリン体を制限するよりも食事のバランスを良くするという考え方もあります。
プリン体は食品などを摂取する事で作られる尿酸よりも、体内での新陳代謝などで多く作られ、肝臓で尿酸になります。
※尿酸の1日の体内生産量は約700mgであるのに対して食品摂取されるプリン体は200mg以下とされています。

食べ物や飲み物によって作られる尿酸は、全体のおよそ1/4程度で、食べ物などからの影響はあまり大きいものではないと言われており、また厳しく制限しすぎて栄養不足になる事も懸念されています。

尿酸は水に溶けにくく、排泄量が少ないことから、大量のプリン体摂取はやはり尿酸を増やすことになりますので、食品中のプリン体をまったく無視する事は出来ません。

食品から取入れるプリン体の総量としては、1日400mg程度なので、プリン体が多い食品や少ない食品などを大まかに覚えて、プリン体食品を摂り過ぎないことです。



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