内臓脂肪と高血圧

 高血圧は,いくつかの要因があり,遺伝,塩分過剰摂取,肥満などが原因となる本態性高血圧と,ホルモン分泌異常,血管狭窄,心臓病などの疾病による2次性高血圧とに区分されます。

 メタボリックシンドロームで問題となる高血圧は肥満による内臓脂肪増大が原因となる本態性高血圧です。

 肥満により内臓脂肪が増加すると,大型の脂肪細胞が増え,この細胞から分泌される悪玉生理活性物質の1種アンジオテンシノーゲンは高血圧をもたらします。 

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 インスリンは膵臓から分泌されるホルモンであり,ブドウ糖を細胞の中に取り込むはたらきがありますが,内臓脂肪から分泌される悪玉生理活性物質はこのインスリンの効きを悪くしてします。血糖値が上昇するだけでなく,この高血糖を下げようと膵臓はますますインスリンの分泌が増加します。

 その結果,インスリン過剰となり,水分や塩分が体内に蓄積しやすくなり,交感神経興奮状態,血管細胞増殖などが引き起こされ,高血圧となります。

 高血圧の状態が長く続くと,血管壁が傷つくことで動脈硬化を促進させ,これが狭心症や心筋梗塞さらには脳卒中などの重大な疾病につながるのです。

 
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