メタボリックシンドロームの原因(食生活)

食の欧米化と呼ばれるように日本人の食生活は魚と野菜、豆類を中心としたものから牛肉や豚肉など肉(動物性脂肪)の摂取量が増大しています。また、生活の多様化により朝食を食べない生活スタイルや夜遅くに食事をする生活などが生活習慣病増大の理由とされています。

欧米食は太りやすい食生活意外かもしれませんが、実はここ数十年で日本人の摂取カロリー量は減少しています。しかしながら、生活習慣病として知られる糖尿病はここ数十年で30倍以上にも増加しています。この大きな原因として挙げられているのが食事の欧米化です。

従来日本人は肉中心でなく魚を中心とした食生活を送ってきました。そこに近代化により食事の欧米化がすすみ、現代人は牛肉や豚肉などの肉類を中心とした食生活を送るようになってきました。
この変化により摂取する食品にしめる動物性脂肪の量が増大し内臓脂肪が増大するというメタボリックシンドロームに対するリスクが認識されたのです。

朝食抜き・深夜の食事はメタボへの入り口食生活において食事をする時間帯の変化も大きな原因の一つです。人間の体というものはよくできていて、摂取する時間が空くとその間のエネルギー欠乏を恐れ、食品として摂取した脂肪などのエネルギー源を体内に蓄積してエネルギー切れを防ごうとします。このため、朝食を抜くというスタイルは夕食~昼食まで長く時間を空けることから、摂取した食品のエネルギーの多くを体内に溜め込もうとして必要以上に脂肪として蓄積しようとします。

また、深夜の食事は眠るまでの時間が短くなることから摂取したエネルギーを十分に消費することができませんから、どうように脂肪として蓄積されてしまいます。

こうした食事内容だけでなく食生活の変化もメタボリックシンドロームの大きな原因とされています。



 
Design by Free WordPress Themes | Bloggerized by Lasantha - Premium Blogger Themes | cheap international calls