高脂血症とメタボリックシンドローム

高脂血症は脂質異常とも呼ばれLDLコレステロールや中性脂肪が高い状態またはLDLコレステロールが低い状態を指します。

放置すると動脈硬化の原因となり、さらにこの状態が継続することで心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こすリスクが高まります。

高脂血症のリスクが高い人.HDLコレステロール(善玉コレステロール)の値が50mg/dl以下
2.脂肪肝である
3.運動不足である
4.喫煙をしている
5.アルコールや清涼飲料水、お菓子などを多く食べる
高脂血症(脂質異常)のリスクが高い人は上記のような特長を持つ人がよりリスクが高いとされています。

高脂血症は悪玉コレステロールが高い、中性脂肪が高い、善玉コレステロールが低いという三つのうち一つ異状に該当する状態のことを指します。

高脂血症は内臓脂肪と非常に関係が深いとされ、特に中性脂肪とHDLコレステロールは内臓脂肪と密接に関係します。内臓脂肪が増加するとインスリンの働きが弱まることから中性脂肪が多くなります。

内臓脂肪が増加するメタボリックシンドロームの場合、中性脂肪が高くなり、逆にその影響でHDLコレステロールが減少します。さらに、中性脂肪が多いと悪玉コレステロールであるLDLコレステロールがさらに体に悪影響を及ぼす酸化LDLに変性しやすくなりますので、注意が必要です。


高脂血症の予防・対策まず、悪玉コレステロールの値を下げる方法としてはその材料となる動物性脂肪・コレステロールの摂取を控えるように食生活を改善する必要があります。同様に、中性脂肪も動物性脂肪の過剰摂取により増大します。

食生活も重要ですが、中性脂肪の場合、食生活の見直しと適度な運動を行うことにより比較的短期間で減らすことができます。


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